バイナリーオプションでよく聞く言葉に「マーチンゲール」があります。
・マーチンゲール法の仕組み
・マーチンゲール法が危険な訳
・マーチンゲール法を使うため、知るべきこと
では、早速みてみましょう。
目次
マーチンゲールとは
マーチンゲール法とは
倍掛け法と言われ、勝つまでベット額を倍にしていく方法。
理論上、1回勝つことですべての負けをチャラにできる無敵の必勝法と言われています。
その理由を損益支出の一覧表からみてみましょう
この表では7連敗のあと、8回目で勝って+1000円の様子です。
仮に5連敗のあと勝つ場合は
4マーチン目で16000円負けて、損失のトータルが31000円
5マーチン目(6回目)で32000円勝つので
32000-31000=+1000
つまり、1度勝てば、今までの負けが帳消しにできるので無敵の方法とも言われています。
しかし、現実はそれほど甘くないのです。
その理由は次の2点です。
・資金は無限にない。
・ペイアウト率が2倍でない。(2未満)
必勝法どころか、「マーチンゲール法は危険」とも言われています。
では、その理由をお伝えします。
マーチンゲールが危険と言われる理由
先ほどの表を見ていただくとわかりますが、
1000円でエントリーし、7連敗した段階で127000円も負けています。
1000円のエントリーのときに10万円しか用意していなければ、
6連敗の段階で次の勝負ができず、マイナス63000円です。
確率論でいうと
3連敗は0.125(100回中12.5回)
4連敗は0.0625(100回中6.25回)
5連敗は0.03125(100回中3.13回)
6連敗は0.015625(100回中1.5回)
起こります。
6連敗は十分にあり得る数字です。
これが、やり始めて早い段階できた場合、大きく資産を失うことになります。
負けが続くと、不安になりますよね。
4連敗の段階でマーチンを辞めると、今まで投資した資金を失うことになります。
ですから、
マーチンを積み重ねると勝つ確率は上がるけど、
負ければ失う資金も大きいので
リスクの高い手法といわれています。
連敗の確率とマーチンに必要な資金をまとめてみました。
バイナリーオプションの海外口座で人気のあるハイロードットコム(ハイローオーストラリア)で現実的なペイアウトを考慮した、マーチンゲールについて考えてみましょう。
ペイアウト倍率とは
これは投資して、勝った場合、いくら戻ってくるかの指標です。
1000円でペイアウト率が2倍なら2000円。1.85倍なら1850円戻ってくる。
マーチンゲールとペイアウト率
まず、ハイロードットコムですが、日本人利用者ナンバー1の海外口座です。
かつてはハイローオーストラリアと呼ばれていて、オーストラリアの口座です。
ハイロードットコムの平均的なペイアウト率(ハイロー取引)は1.85~1.95です。
取引方法によってペイアウト率が違います。
取引名 | 取引時間 | ペイアウト率 |
---|---|---|
ハイロー | ・15分 ・1時間 ・1日 | ・1.85倍 ・1.90倍 ・1.95倍 |
ハイロースプレッド | ・15分 ・1時間 ・1日 | 全て 2.00倍 |
ターボ | ・30秒 ・1分 ・3分 ・5分 | ・1.95倍 ・1.90倍 ・1.90倍 ・1.85倍 |
ターボスプレッド | ・30秒 ・1分 ・3分 ・5分 | ・2.30倍 ・2.20倍 ・2.05倍 ・2.00倍 |
ハイロー取引とターボ取引があるのですが、大きな違いは取引時間です。
また、通常のターボ取引とターボスプレッド取引の違いは、スプレッドを加味して値動きを予想することです。
詳細は難しくなるので述べませんが、スプレッドの方が難しい(勝ちにくい)のでペイアウト率は高いです。
スプレッドとは
「買値(ASK)」と「売値(BID)」の価格差のこと
ただ、他の証券会社と比較すると、かなり高いです。
話がそれたので、マーチンゲール法とペイアウト率に戻します。
ここで、ハイロー取引の15分のペイアウト率1.85でマーチンゲール法を考察してみましょう。
勝率50%、ペイアウト率1.85の場合
エントリー回数 | エントリー額 | ペイアウト額 | かけてきた総額 | 勝った時の利益 |
初回 | 1000 | 1850 | 1000 | 850 |
1マーチン目 | 2000 | 3700 | 3000 | 700 |
2マーチン目 | 4000 | 7400 | 7000 | 400 |
3マーチン目 | 8000 | 14800 | 15000 | -200 |
4マーチン目 | 16000 | 29600 | 31000 | -1400 |
3マーチン以降は勝ってもマイナスです。
無敵のはずのマーチンゲール法は通用しません。
ペイアウト率が2を下回っているので勝率50%ではすぐにマイナスになります。
では、どれくらいの勝率がいるのでしょうか?
ハイロードットコムで必要な勝率
この勝率を決めるのが、損益分岐点(利益・損失±0)です。
損益分岐点=100÷ペイアウト率
100÷1.85=54.05
15分のハイロー取引でマーチンゲールを使うためには少なくとも54.05以上の勝率が必要になります。
ここで、間違えてほしくないのはマーチンゲール法を推奨しているのではないです。
ペーアウト率1.85では
推奨マーチンとは
私が紹介している自動売買ツールのキャシュリッチ2+と3+というものがあります。
エントリーするときのラグがほぼ0秒なので、サイン通りの勝率を上げることができる超おすすめなものです。
勝率は継続して54.05以上をだしています。
9月10日と11日の実績ですが、
キャッシュリッチ2+ 8勝0(0)敗勝率100% キャッシュリッチ3+ 3勝0(0)敗勝率100% 合わせると昨日11勝0(0)敗勝率100%です!
推奨マーチンは0~3マーチンです。
リスクのある6マーチン、7マーチンなどは勧めていません。
3マーチンで設定し、3マーチンで勝てないときは負けです。
自動売買ツールには推奨マーチンがあるのでそれを守って使うのが失敗しにくいです。
コミュニティの様子を少し紹介しますね。
強い!ノーマーチン(1回の勝負)でも勝てる!
購入日の4分の1を既に回収?
販売されてそんなに日がたっていないのに。
マーチンゲール法を使うときは、何マーチンまでと決めて行う。
ツールの場合は推奨マーチンがあるのでそれを遵守すること。
マーチンゲールはバイナリーオプションで通用するのか?
「通用する」「通用しない。」のどちらも正解です。
ペイアウト率1.85の時を考えます。
・勝率50%のときは、通用しません。
・勝率54.05%以上のときは、通用します。ただし、
何マーチンまでと決めること。
キャシュリッチ3+では推奨マーチンは0~3です。
マーチンゲール法は無敵の必勝法と言われますが、現実の投資では
・資産が無限にないこと。
・ペイアウト率が2未満で勝率が50%以上必要なこと。
などで注意が必要です。
何マーチンまでと決めて運用するのがいいです。
キャッシュリッチ3+についての詳細は
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。